私は高校生の時に消防士になりたいと思っていましたが、高校3年生で受験した試験で不合格になり、周囲の方から「もっと広い世界を知ってから働きなさい」と助言があり、すすめられるがまま看護学校に進学し、看護師になりました。
しかし、幼い頃からの現場で活躍する消防士になりたいという夢は捨てきれませんでした。そして、看護師3年目の春、いざ公務員試験の勉強をしようと思い参考書を開いても何が書いてあるか分からない状態でした。高校卒業後6年経っていたので、当然といえば当然です。そんな時、何気なくインターネットで、山梨県で通学しながら公務員試験対策のできるところはないか、と調べていた時にヒットしたのが「山梨公務員合格塾」でした。
私は、すぐに電話をして自分の思いや夢などを先生に伝えました。親身に聞いてくださる先生を信じてその場で入塾を決意しました。
その日から仕事と勉強の両立生活が始まりました。新しい夢を叶えるために今の仕事も怠らないと心に決めていたので、とにかく仕事の隙間時間を使い必死に勉強しました。またこの塾では先生をはじめ、同じ消防官を志す同士がいます。みんなで支え合ったり、お互いの悩みを相談したりして、一つ一つ壁を乗り越えました。
そして第1志望の消防本部に合格しました。仕事との両立で当初は勉強時間を確保することもままなりませんでしたが、先生のアドバイス、塾生との支えあいで、時間の有効利用の仕方、モチベーションを維持することを体得し、最終合格を勝ち取ることができました。
私は、何歳になっても、どんな状況に置かれても、自分がやりたい夢は諦めず、実行するべきだと思います。みなさんも、進路で迷ったら、塾の門を叩き、先生に相談して、夢を叶えてほしいと思います。
ありがとうございました。